HOME患者さんと繋がるリハビリテーション部

リハビリテーション部

理念・基本方針

 <理  念>
  よどみのないリハビリテーションアプローチで、確実な成果を残します。

 <基本方針>
  1、正確・適切な評価と、的確な治療を提供する。
  2、部門内外との情報交換を通し、患者さんが戸惑いなく治療を受けられることを目指す。
  3、成果・取り組みの積極的な対外発信を通し、よりよいリハビリテーションを模索する。

   リハビリテーション部は、回復期を中心に、外来・通所・訪問の各リハビリテーションを提供しています。入院
  患者さんへは日常生活動作の自立と社会復帰を目指し、シフト制により365日リハビリテーションを提供します。
  また、患者さんが安心・効率的な治療を受けられることと、スタッフの知識技術の向上を図るためにセラピスト
  (理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)同士のディスカッションの機会を多く設けています。

    理学療法士:42名  作業療法士:28名  言語聴覚士:14名(令和5年11月現在、非常勤含む)

    回復期セラピストマネージャー:5名


理学療法部門

サンプル画像

  理学療法部門では、心身機能の回復や基本的な動作(寝返り・起き上がり
 ・起立・歩行など)の改善を図り、日常生活動作の再獲得を支援します。ま
 た、練習や日常生活に使用する歩行補助具(下肢装具、歩行器など)の作成
 や選択にも関わっております。必要に応じて、歩行をするための歩行補助具
 や体重免荷装置などの特殊機器も使用し、早期から歩行練習を実施しており
 ます。屋内の移動のみならず、社会復帰に繋がる支援として公共交通機関
 (バス・地下鉄)を利用した外出練習も実施しております。

   日本理学療法士協会 認定理学療法士(脳卒中、脊髄障害領域) 5名在籍。

   日本理学療法士協会 専門理学療法士(基礎理学療法領域) 1名在籍。

作業療法部門

サンプル画像

 作業療法士(OT)は「作業=生活」を支援する専門家です。私たちの生活
は、食事・身だしなみを整える・着替え・トイレ・入浴等の日常生活活動、料
理・掃除・洗濯等の家事、仕事や外出等の社会参加、趣味や楽しみ等、その人
によって様々です。作業療法部門では、患者様がその人らしく生活できるよう
に、上記の生活行為を可能な限り実際の生活場面で動作練習を行ないます。ま
た、生活に必要な手の機能回復訓練や、必要に応じて福祉用具や道具の活用・
住宅環境の調整をすることで、工夫をすればできることや楽に効率的にできる
                   ことの提案を行ないます。

言語療法部門

サンプル画像

  言語聴覚士(ST)は話す、聞く、食べるを支援する専門家です。言語療法部
 門では言葉を理解する、話す、読む、書くことが難しくなる症状(失語症)や
 発音や声に異常をきたす症状を有する方に対して機能回復訓練やコミュニケ
 ーション環境の調整を行っています。また注意力や記憶力の低下などの症状
 (高次脳機能障害)や食べること飲み込むことが難しい症状(摂食嚥下障害)を
 有する方もリハビリの対象です。専門的な検査や訓練を実施し、生活の再構
 築(仕事復帰や運転の再開など)に向けた支援やその人らしい食のあり方の提
 案を他部門と連携して実施しております。

   日本言語聴覚士協会 認定言語聴覚士(摂食嚥下領域) 2名在籍

教育について

サンプル画像

  理念・基本方針に基づき、専門知識・技術が段階的に身に着くよ
 う組まれたキャリアデザインプランとしてクリニカルラダー
 (Clinical Ladder:CL)を導入しています。このCLは「臨床的実
 践能力」「自己教育研究能力」「対人能力」「マネージメント・リ
 ーダーシップ能力」の4本柱で構成され、到達目標別にCLレベル1か
 ら5が設定されています。取り組方については、働き方の多様化を
 鑑み、セラピスト個人のペースを尊重しています。

このページのトップへ